皆さま、こんにちは!
社会保険労務士法人Voiceです。
今月1日に社労士試験の合格発表がありましたので、今回は、今年度の社労士試験の雑感等です。
今年度の受験者数は42,510人で、そのうち合格者は3,961人、合格率は9.3%となりました。昨年の合格率5.5%から3.8%も上がって、平成26(2016)年の以来の高い水準です。近年合格率が5~6%で推移していたことを考えるとかなり高い合格率でした。
今年の試験問題について、近年続く問題の長文化は今年もその傾向がありましたが、基本知識の正確性を問う素直な問題が増加しており、昨年と比較するとかなり解きやすくなった印象でした。一部、奇抜な問題や難解な問題もありましたが、そのような問題に振り回されることなく、確実に正解すべき基本的な問題をいかに間違えなかったが、合否を分ける年であったといえます。
社労士試験は選択式試験と択一式試験の両方を解きますが、このうち択一式試験は、基本的には5肢のうちから、正しいもの、又は誤っているもの1つ選ぶ問題形式となっています。ただ、正しいもの・誤っているものの個数を選ばせる問題(個数問題)が出題されることもあり、個数問題は5肢すべての正誤が正確に判断できなければ正解とならないため、個数問題の出題が多くなるとそれだけ難易度が跳ね上がります。この個数問題が今年度は昨年より少なかった(昨年7問・今年2問)ことも、今年の問題の解きやすさにつながった感があります。
試験が行われる年ごとに問題の難易度・解きやすさにバラつきがあり、前回合格率が今年と同じ9.3%と高い水準となった平成26年の翌年は、合格率が2.6%と極端に下がったこともあるため、今年のような比較的解きやすい問題が出題される傾向がそのまま続くかはわかりません。ただ、合格のためには、正解すべき問題をきちんと正解できるように基本事項を丁寧に押さえることの重要さは変わらないですし、問題の長文化の傾向を受け、プレッシャーのかかる状況でも効率的に問題を解いていくための訓練も必要だと感じさせます。また、社会保険科目(健康保険法・国民年金法・厚生年金保険法)は、合格者と不合格者との実力差がハッキリと表れる科目であり、社会保険科目をいかに攻略するかも社労士試験合格へのカギとなります。
以上、今年度の社労士試験についての簡単な感想でしたが、今年度の試験に合格された皆さん、本当におめでとうございます!!
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