お客様の声#05
社会保険労務士を探したきっかけは助成金の申請手続きの委託
- 社会保険労務士法人ヴォイスに委託している業務内容を教えてください。
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入退社の手続き、給与計算、助成金申請代行、各種研修実施、ホワイト企業認定コンサルティングなど多岐に渡って、人事労務のバックアップやアドバイスをいただいています。
- ヴォイスと契約に至った経緯を教えて下さい。
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社会保険労務士を探したきっかけは、助成金の申請手続きの委託でした。
ですが、ご相談したいことの6割は「給与システムを改善したい」という思いがありましたので、より良いパートナー関係の築ける社会保険労務士を探していました。
そんななか、出会ったのが当時は社労士法人アシストの代表だった平川さんでした。
社会保険労務士というご職業柄、法律面はもちろん、たくさんの企業の給与システムをはじめとした雇用内容例をご存知だろうと思いました。その知識や経験をもとに、良い部分を組み合わせた弊社に合った給与システムを構築できないかとご相談しました。 - 具体的に、給与システムのどこを変えられたのでしょうか。
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理容師という職業柄、給与には+αで歩合が発生します。 しかし、この歩合は店舗の来客数やスタッフの担当配置により大きく影響します。そのため、担当店舗によってスタッフの負担や給与に差が出てしまっていました。
以前から歩合は給与にのせていたものの、ご相談を重ねる中で担当店舗や立場によって、負担や給与の差が大きくならないようにしたいと考え、その歩合も細分化し、スタッフの給与へ反映させていくことにしました。
そうすることで、スタッフの努力への評価と会社や店舗としての利益を給与として明確に還元でき、またそれがスタッフの意欲につながりました。
その分、給与計算や管理はややこしくなってしまい、ヴォイスの方々にはお手数おかけしています(笑)
業務としてはややこしく手間のかかるであろう提案でも、企業側の立場に立ちアドバイスをくださるので、とても信頼できると感じています。 - 今後もシステムの見直しはされていきますか。
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ヴォイスと出会ってから現在まで、スタッフや店舗の状況に合わせ、給与システムを少しずつ変えてきました。その中で、業界の常識となっているシステムと、会社としての方向性と、給与形態が合わなくなってきたかなというのがありまして・・・
実はもう少し改善の余地があるのではと検討しているところです。会社としての方針はもちろんですが、スタッフのためでもある「変化」なので、その都度スタッフには理解してもらえるよう話しています。
- ヴォイスは、他の社労士とどのように違ったのでしょうか。
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ただただ給与計算や助成金申請の補助をするのではなく、相談をすればマネージメント的なアドバイスを含めた解答をくださいます。
経営者の意向と、会社としての方向性をしっかりと理解してくださったうえで、ベストなアドバイスを提案してくれます。フリーランスの社労士さんも多い中、法人化されてスタッフを雇っているというのも大きかったですね。個人で対応していただくより、対応がスピーディで安心感がありました。
フリーランスの方は費用面では安いのですが、金額で決めるものではないですね。
ヴォイスと契約してからは金額以上の成果を実感しています。 - 理容・美容業界というブラックだと評されるなかで、ホワイト企業に近づく取り組みを教えてください。
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私自身、結構ブラックな環境で働いておりまして(笑)
当時理容・美容業界は、年中無休の店舗が当たり前だったのもあり、月6日休み(定休日+シフトで2日)でした。
実は、完全週休二日になった経緯は、お恥ずかしいですがスタッフ数が激減した時期がありまして・・・
週休2日(定休日週2日)にせざるをえなかったんです。結果的には、その「完全週休二日」が会社としてのピンチでありチャンスになりました。
休日もままならないといわれる業界ですが、現在弊社では完全週休2日に加え、スタッフみんなが年間を通して有給休暇をすべて消化しています。またこの業界は就業の他に練習やスタッフ教育が欠かせず、店舗の営業時間後に行う事が多かったのもあり、帰宅時間が遅くなるためブラックな業界と言われていました。
私たちのグループでは、アシスタントメンバー(練習が必要なスタッフ)に関して、完全8時間労働・残業ナシを徹底しています。
8時間就業の間の中休みとして4時間設けており、「その時間内に練習をしても良い」という事にしています。もちろん練習は任意ですから、しなくてもOKです。
営業スペースの他にレッスンルームを設け、それぞれが練習したいと思ったときにできる環境を作っています。 - 今後のビジョンとヴォイスへの期待
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社員50名以上を目指し、企業として着実に地道に基盤を築いていきたいです。
今がベストな関係性を築けていると思っています。
なので、現状の関係性やクオリティーを保ちつつ、お互い成長していけたらいいですね。
取材日時 2019年10月
株式会社ラージェスト
2008年、蒲生4丁目に男性専門ヘアサロンとして本店をオープンし、2011年に都島店、2013年に守口店、2019年には城東中央店と店舗を拡大。
「男髪GROUP」では感度の高い30代~50代の男性をメインターゲットとしている。
従来型理容室との違いは、雰囲気、技術、接客等を根本から見直し続ける姿勢。
飽和状態にある理美容業界の中で、ターゲットに特化したサービスを行う事でお客様だけで無く、“働き方”の業界改革を進めている。